ごあいさつ
大阪天満の「梨花食堂」
梨の花のように愛される店となることを目指し、味への追求を重ねてまいります。
日本人がうまいと思えるカレー作り
インド料理の経験で見えてきたもの
梨花食堂を開く前には、インド料理店の料理長として、長年カレー作りに携わってきましたが、その中でひとつの回答にたどり着いたのです。
それは、「日本人には日本人の口に合うカレーがある」ということ。
インド料理のカレーは確かに香り高く、刺激的でおいしいものではありますが、スパイスの使い方によって、お客様の好みがはっきりと分かれてしまう料理でもあるのです。皆様の中にも、あのスパイスは薬臭いからダメとか、このスパイスの苦味は受け付けないという方がいるのではないでしょうか?
料理長として働く中で、そうしたお客様の反応を見ているうちに、「どなたにでも愛されるカレー」を作りたいとの思いを持つようになりました。
日本人に合う最高のカレーを
店のまかないなどを作り試行錯誤を重ねるうちに、日本人の好むカレーのスパイスの調合と、なによりも辛さを引き立てる「甘さ」を発見しました。
ただ辛味や香りを高めるだけでなく、たまねぎや様々なスパイス・スープを混ぜ合わせ、甘みと辛味の調和を図るカレー。梨花食堂のカレーは、「どなたにでも愛されるカレー」という思いへの私なりの回答なのです。
当店の「おいしいカレー」は、毎日カレーを食べても飽きないというカレー通の方から、お子様、お年寄りまで幅広い年齢層に受け入れられる日本人好みのカレーであると自負しております。
大阪天満へ、いらした際はぜひ「梨花食堂」へお立ち寄りください。皆様のお越しをお待ちしております。
梨花食堂 オーナー 後藤 英治
梨花食堂オーナー来歴
- 下積み時代
- 関西学院大学在学中より「食文化」に携わる仕事を志す。卒業後「まずは武者修行」と、外食デベロッパーである「株式会社サントリーレストランシステム」(現 株式会社ダイナック)に就職。ホール担当など様々な経験を積む。
- 料理の道へ
- 自ら料理をする道へ進むべく、ロイヤルホテル内の中華料理店「天壇」にて2年間勤務。その後、南港のインド料理店「ニールカマール」にてスパイス調合、インド料理についての技術知識を学ぶ。
- アショカ料理長に
- インド料理店での経験を生かし、老舗インド料理店「アショカ」の調理場に入り料理人として従事。
さらに、料理長として3年にわたり多くの料理人の指揮を執る。 - 飲食店マネジメントの請負人に転身
- 「アショカ」を退職後、世界の食を探求すべく1年以上をかけて世界一周の旅へ。帰国後、一期一会の出会いから飲食店の企画・マネジメントを任されることに。それをきっかけに、東京のスポーツバーなど様々な飲食店を創り上げる「請負人」となる。
- 梨花食堂オープン
- スポーツバーや飲食店をプロデュースするうち、スパイスを多用した料理を作りたいという強い思いが再燃。
2006年4月 天満にカレー店「梨花食堂」を開店する。
梨花食堂は、梨の花が匂い立つように咲き競う、2006年4月に誕生しました。
さわやかな香りを持ち控えめでありながら多くの人々に愛される梨花のように、当店のカレーもかぐわしい香りをお届けし、皆様にご愛顧いただけるようこの名を店名としました。
さらに、梨花食堂はカレー店。梨花「りか」をさかさまにすると、「カリ」。カレー店にこれほど似合う花もないだろう…という隠れた由来もあるのです。